母音
母音(ぼいん)とはことばを発音するときの音声のひとつで、声帯のふるえを伴う有声音であり、舌、歯、唇または声門で口からの息の通り道を完全に、部分的にあるいは瞬間的に閉鎖したりせず、また息の通り道を狭くすることによって息の摩擦音を伴うこともない、ある程度の時間、声を保持する持続音である。
母音の音色を決定するのは舌の形と唇の形、顎 あごの開閉度である。そこで調音音声学では、母音を分類する基準として、唇の丸み加減、舌の最上部の前後と舌の最上部の高低の位置が使われる。これらのの状態により国際音声記号 IPAによって基本母音が定められている。ただし、これは物理的に舌の位置をはかったものではなく、聴覚印象上の音の距離によって決められたものである。
(Wikipedia:母音)
母音調和
母音調和(ぼいんちょうわ)とは、単語の中に現れる母音の組み合わせが一定になる現象のこと。
母音調和現象を持つ言語は、その言語の中で使われる母音にグループがあり、ある単語の語幹に付く接辞の母音が、語幹の母音と同一グループの母音から選択される。母音のグループは、口を大きくあけて発音するかすぼめて発音するか(広い・狭い)、発音するときに舌が口の前に来るか後ろのほうに来るか(前舌・後舌)などの特徴によって区分されている。
アルタイ諸語(満州語などのツングース諸語、モンゴル語などのモンゴル諸語、トルコ語などのテュルク諸語)、フィンランド語・ハンガリー語などのフィン・ウゴル諸語を含む「ウラル語族」のほか、アフリカやアメリカ州 アメリカの言語にも見られる。
(Wikipedia:母音調和)
母音交替
母音交替(ぼいんこうたい)とは、1つの言語の中で、母音が変化することにより単語が別の単語に変化(派生)したり、文法上の機能が変化(活用や格変化など)したり、あるいは環境によって(他の語との合成語形成などで)母音が変化する現象をいう。世界の様々な言語に見られる。種類によっては母音変異などともいう。
文法的な機能のある母音交替は、接辞の交替によるものと、語幹に含まれる母音の交替に分けられる。
なおこれとは別に、別の関係のある言語(あるいは方言)の間で対応する単語に母音の違いが見られること(歴史的な母音推移による)を指して母音交替という場合もある。
(Wikipedia:母音交替)
母音交代
『母音交替』より : 母音交替(ぼいんこうたい)とは、1つの言語の中で、母音が変化することにより単語が別の単語に変化(派生)したり、文法上の機能が変化(活用や格変化など)したり、あるいは環境によって(他の語との合成語形成などで)母音が変化する現象をいう。世界の様々な言語に見られる。種類によっては母音変異などともいう。
文法的な機能のある母音交替は、接辞の交替によるものと、語幹に含まれる母音の交替に分けられる。
なおこれとは別に、別の関係のある言語(あるいは方言)の間で対応する単語に母音の違いが見られること(歴史的な母音推移による)を指して母音交替という場合もある。
(Wikipedia:母音交代)
母音変異
『母音交替』より : 母音交替(ぼいんこうたい)とは、1つの言語の中で、母音が変化することにより単語が別の単語に変化(派生)したり、文法上の機能が変化(活用や格変化など)したり、あるいは環境によって(他の語との合成語形成などで)母音が変化する現象をいう。世界の様々な言語に見られる。種類によっては母音変異などともいう。
文法的な機能のある母音交替は、接辞の交替によるものと、語幹に含まれる母音の交替に分けられる。
なおこれとは別に、別の関係のある言語(あるいは方言)の間で対応する単語に母音の違いが見られること(歴史的な母音推移による)を指して母音交替という場合もある。
(Wikipedia:母音変異)
母音法
母音法(ぼいんほう)は、演劇において母音語である日本語を明晰で耳に美しく響かせるための発声方法。
台詞の子音をすべて外して母音だけで発声することにより、胸式呼吸から腹式呼吸になり、一音一音を切って発音することにより言葉の切れが良くなり、台詞はより明晰になるというもの。また日本語の音便(長音・撥音・促音)のうち、長音便を特に重視する(所属俳優がマスコミ等のインタビューで、「運命(うんめい)、四季的には「うんめえ」なんですけど・・・」と念を押す姿がしばしば見られる。)。
訓練方法としては、例えば「おはようございます」を「おあおーおあいあう」と母音だけで発音し、一つ一つの母音が等間隔に並ぶよう何回も訓練し、出来るようになったら子音を入れてみるという形がとられる。
(Wikipedia:母音法)
母音挿入
『音挿入』より : 音挿入(おんそうにゅう)とは、発音の便宜のため、語の途中に子音や母音、音節が挿入される現象をいう。
例えば、「はるさめ」は「はる」と「あめ」の間に子音sが挿入されてできた語形である。この他にも「あまり」から「あんまり」ができたり、「まひる」から「まっぴるま」ができたりしている。
また漢語や外来語で原語で子音で終わったり、子音が連続している場合には母音のi,o, uが挿入される。例えばstrikeはストライキ(sutoraiki)やストライク(sutoraiku)となる。漢語では語末の入声(内破音)に母音が挿入され、肉(ニク)や一(イチ・イツ)、立(リフ)などとなった。
活用では存在を表す動詞だった「ある」(-ar-)が動詞の語幹につくことで受身・尊敬・可能・自発を表したが、母音語幹動詞につく場合には母音の連続を避けるため、rが挿入されている。現代語ではeが挿入されたことでrがさらに挿入された。
(Wikipedia:母音挿入)